謹賀新年

新年あけましておめでとうございます。

皆様にとって、昨年はどのような一年だったでしょうか。

新型コロナが初めて日本で確認された2020年2月から丸2年が経とうとしています。今まで当たり前だった、人と人とが直接会い、会話をしたり一緒に食事したり旅行したり、ということが随分と難しくなることで、逆説的にそれらの価値の再確認ができたのではないでしょうか。

新型コロナワクチンの接種予約やQRコードに代表されるキャッシュレス決済・マイナンバーカードの普及、オンライン会議など非接触を目的化したことによって、効率的なデジタル化も一気に進みました。
今後は、このデジタル化の波に乗れるかどうかは生活をしていくうえで、とても身近で大切なスキルと言えるでしょう。
皆さんの周りにも、まだこうしたデジタル化に乗り遅れている人がいるかもしれません。ガラケーで十分だという方にも、この数年で3G電波が停止することで否応なくスマホへの移行が待ち受けています。
その時に、そうした人たちの手助けができる人が必要になります。教室では、こうした手助けができる人「デジタル推進委員」を増やす活動に今後注力していきます。そして手助けまでは自信が無くても、お声がけまでならできるという方を「デジタル推進よびかけ員」として任命していく団体としてデジタル庁に認めていただきました。
まずは「デジタル推進よびかけ員」として、そして「デジタル推進委員」へのステップアップを目指してスキルアップするお手伝いをさせていただきます。ぜひ教室の先生にお声がけいただければ幸いです。

さて、今年は「癸卯(みずのと・う)」の年です。
「癸」は、十干でいう10番目で、物事の終わりと始まりを意味しており、「春間近でつぼみが花開く直前」だそうです。十二支の「卯」の文字は、「茂」が由来で「春の訪れを感じる」の意味です。この二つの組み合わせによる「癸卯」の本年は、「これまでの努力が花開き、実り始める」という縁起の良い年だそうです。
個人的なことですが、今年6月に私は還暦を迎えます。私にとっても、特別な一年になる予感がしています。

どうか、皆様とご一緒に成長ができる一年にしたいと思いますので、今後とも変わらぬご愛顧とお付き合いのほど、よろしくお願いいたします。